昼のしごと
保育士の専門学校に通いながら、昼はお仕事で某ホテルに勤務することになりました。
高校の先生の教え子でホテルの支配人をやっていらっしゃる方がいるということで、
先生の勧めのもと、学校との両立をできる働き先を紹介して頂きました。
当時は、自分で決定するなんて概念がなくて先生の勧めでとにかく家を出て働かないと。。。
(そんな感じで家を出ました。)

高校まで出してもらったんだから18歳になったら自分で稼ぐ。
某ホテル
某ホテルでの研修があって、新人研修は2~3週間だったかな?
喫茶店部門、レストラン部門、宴会部門などホテルのノウハウを体で学ぶわけです。
最初の1週間は朝から、外で走ったり(今考えると懐かしい)礼の角度を測ったり(笑)
挨拶の声を出したりとスパルタ的でした。
日本和食の部門では、着物を着なくちゃいけなくて、着付けで早起きして大変な人もいました。
それぞれ個性のある、地方から集まった18歳~22歳でしたから楽しかった記憶があります。
研修が終わるといよいよ配属です。
私は、
電話オペレーターに配属されました。

時間が定時に終わる仕事は総務部門しかなかったのです。
電話オペレーター
その当時は、現在のようにデジタルではなく有紐コードで内線と外線とを繋いで、取り次ぐ仕事でした。
電話オペレーターのメリット・デメリット
18歳で社会人となり、言葉遣いなどわからず「すいません」としか言えなかった自分。。
かしこまりました。
恐れ入りますが
少しお待ちくださいませ
いつも大変お世話になっております。
おつなぎいたします。
など、電話交換用語が徹底的に仕込まれます。
言葉がでなくて、最初にチーフや、先輩が閑話でついてくれているのですが、お客様と話すのがとてもプレッシャーになり、チーフから嫌味など言われたものです
寮に帰って、内線番号を覚えたり、同期の子とおしゃべりしたりして、乗り越えました。
内線番号 いくつあったかな、デジタルだと番号を押せばいいけれど、アナログだから全部覚えなきゃならない、客室番号、チェーンホテルの名称や電話番号、最寄りの施設、行政官庁の番号、住所、場所、駐車場はあるか?など今考えたらグーグルを頭に入れているような感じでしたわ。

今は、電話交換手なんていらないからね
メリット
とにかく、18歳で叩き込まれたので、
他の仕事についても、電話に出るのは臆することなくできました。
どんな仕事でも、言葉遣いは大事なので、現在でもこの時の経験は役に立っています。

声も、若く聞こえるらしいし
年齢がいっても声が出れば、できるから年配者も多い
昔の電電公社(NTT)の社員さんは稼ぎが良かったらしいです。
デメリット
交換手って、じっと座っているので交代になるまでトイレとか行けない
便秘になる人が多い
足がむくんで夜は象さんの足に。。。(笑)
肩こり、など身体的な症状は誰しもあったみたい
楽しかったこと
昔は、某有名な芸能人やタレントが宿泊されて

「○○号室の○○明菜ですが、電話来てもつながないでください」

「○○号室の○○とピーコですが、あした、5時に起こしてください」
なんて本人から直接電話受けたりして、当時売れていた芸能人は結構宿泊していました。
事務所の名前がほとんどだったので私達もわからないことがありました。
あとは、研修でオペレーターの認定資格を取りに行ったときは、いろいろな施設のオペレーターさんにあって、事業所の話も聞けて楽しかった。
そうごデパート
拓銀
電電公社の人
一般の会社の事務員さん
UHB放送局の人
などなど
資格を取りに来る人多かったんですね
若い時は、本当にいろんな人に出会うことが多かったです。
今日も、最後まで読んでくださりありがとうございました。

次回は、学校事務の非常勤のお話。したっけね~~、
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